保険薬局のビジネスモデルとは
2024/12/14
先輩薬剤師:
さて、今日は保険薬局のビジネスモデルについて話していこうか。
新人薬剤師:
はい、よろしくお願いします!保険薬局のビジネスって、基本的には処方箋を応需するところから始まるんですよね?
先輩薬剤師:
その通り。保険薬局のビジネスの起点は「処方箋応需」だね。処方箋を受け取って、それに基づいて調剤や患者さんへの服薬指導を行い、その対価として調剤報酬を算定する仕組みになっている。
新人薬剤師:
売上は「処方箋枚数×処方箋単価」で計算されるって聞いたことがあります。
先輩薬剤師:
そうだね。そして、利益については「処方箋枚数×技術料単価+薬価差益」で示される。この二つの要素がビジネスの基本構造なんだ。
新人薬剤師:
なるほど。でも、技術料単価って調剤報酬で決まっているんですよね?そこに自由度はあるんですか?
先輩薬剤師:
確かに技術料単価は調剤報酬に定められているから、自分たちで変えることはできない。ただ、加算をなにもとらないで技術料単価を低くするか、取れる加算をとって技術料単価を高くするかは自分たち次第だよ。
新人薬剤師:
処方箋を獲得するためには、どんな工夫が必要なんでしょうか?
先輩薬剤師:
処方箋は医療機関から発行されるから、基本的には医療機関の門前や、複数の医療機関が近くにある場所に店舗を構えることが大事だね。その立地戦略が鍵になる。今後は、オンライン診療やオンライン服薬指導が増えてくると予想されているから、徐々に立地の重要性は薄れていくと予想されている。
新人薬剤師:
薬局って、日本標準産業分類では「小売業」に該当するんですよね。他の小売業と比べると、戦略の立て方に違いはありますか?
先輩薬剤師:
確かに薬局は小売業に分類されるけれど、例えばスーパーやコンビニみたいに一般消費者向けの商品を売るビジネスとは少し異なる。通常の小売業では、商品選定、価格設定に戦略が必要だけど、薬局は処方箋に医薬品が記載されるから、自分で選定することはない。価格も決まっているよね。ビジネスモデルとしてはシンプルな部類に入ると思うよ。
新人薬剤師:
すぐにでも取り組める事はサービスの質向上することですね。とれる加算を算定していくことが大切ですね。すごく勉強になりました!
先輩薬剤師:
こちらこそ、質問があればまた聞いてね。一緒に頑張っていこう。
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